大ちゃんの値切りたかったら褒め亭 second season

劇団「文化座」の役者、白幡大介です。

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てけれっつのぱ大ちゃんの値切りたかったら褒め亭 second season

東北地方の旅公演が始まりました
いや、7月4日の甲府を皮切りに随分前から始まってます
遅いか(笑)

3年振りの須賀川会場で、郡山との合同例会
福島は昨日まで4ステージやりました
交流会では地元の生の声がたくさん聴けて、とても有意義な時間が過ごせました
あまりの盛り上がりに思わず出席した全員、二次会まで行く始末

ところで今日、旅に来ている劇団員みんなで、被災地を見て回って来ました
主に見たのは石巻、女川

凄まじい
言葉にならないとは正にこの事

人が歩いていない
根元からなぎ倒された電信柱
引き波によるものか、海側に倒れたフェンス
粉塵をあげて走るのは瓦礫を乗せたトラックやダンプの列
その向こうに破壊された家々…
二階には洗濯物
住んでいる…!

女川に至っては更に絶句
建築の基礎を残して町が無くなっている
波打ち際に捻って沈んで行く道路
白く引いた布の上に箱のように残った幾つかのビルは、3階或いは4階まで波の跡
箱の幾つかは真横にに倒れ、見せる事のない床下部分を太陽の下に晒している
瓦礫の丘の高さは、分別している重機のそれの遥か上に至り、足元には固まった砂の合間にまだ片付け切れていない生活用品の数々
快晴の天気が余計そう思わせるのか…現実感を喪失したように、立体感を持ってそれらはそこにあった

最も衝撃を受けたのは、映像では決して伝わらない臭い
潮の香りとヘドロか何かだろうか、色んなものが混ざり合った何とも云いようのない異様な臭い
そして大量発生した蠅
ほんの少しの間、マイクロバスを空けた隙に、少なく見積もって20匹の蠅が蔓延っている

これが事実か
涙が出た
忘れたくないし、忘れてはならない
あと何年かで復興など到底出来るものじゃない
報道されることは減っても現地は改善されることはない

自分は無力だけど何とかしてあげたいと、心から思った
頑張れなんて簡単に云ってはいけない
だけど
負けるな!!

 

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